こんにちは、オノユウ(@yumaonodera_)です。
駆け出しフリーランス「Web制作で仕事をしたい。色々調べていたら30DAYSトライアルというのが出てきたけど、実際どうなの?メリットとデメリットを色々教えてほしいです。あと、30DAYSトライアルを進めるにあたって意識すべきこととかあれば、合わせて教えてください。」
こういった疑問にお答えします。
先日、30DAYSトライアル 2ndをクリアしました。
・30DAYSトライアル 2nd DAY27〜DAY30. 『最終課題:実践コーディング』進捗度100%
デイトラ2ndの全ての課題が完了しました。
改めて振り返るとWeb制作のスキルは始める前と比べて大きく成長したと実感しています。
今後も積み上げを続け、成長していきますhttps://t.co/c6btNlpOL0— オノユウ (@yumaonodera_) July 22, 2019
実際に体験したからこそ話せることはあると思うので、
今回は、体験者の視点から30DAYSトライアルのメリット・デメリットを解説し、後半では実際に体験した感想もお話しします。
これからWeb制作を勉強したい方、30DAYSトライアルをやってみようと思う方は、良ければ参考にしてください。
30DAYSトライアルとは何か
「プログラミングを通して人生の幅を広げたい」という人のための、プログラミング学習カリキュラムです。
30DAYSトライアルは、細かく分けると様々な種類があります。
初心者からコーディングの副業で月5万円を稼ぐレベルになる30日間の学習ステップ、「30DAYSトライアル1st」
コーダーとして企業と仕事ができるレベルになるための30DAYSトライアル、「30DAYSトライアル2nd」
実務で使えるWordPressを使ったサイト制作手法について解説されている、「30DAYSトライアル3rd」
Webサービスを開発するための基礎力が身につく、「Rails 30DAYSトライアル」
その中でも今回は、「コーディング」に関する知識を身につけるための、30DAYSトライアル1stと2ndを中心に解説していきます。
30DAYSトライアルのメリット
下記の3つです。
- 無料で始められる
- 継続できる仕組みが整っている
- 実践的な力が身につく
一つずつ解説していきます。
無料で始められる
これからプログラミングを学習したい人の中には、
「続くか分からないけどとりあえずやってみよう」
という気軽な気持ちで始める人も多いでしょう。
だからこそ、できれば無料で気軽に始めたいはず。
しかし、実際には、世の中のプログラミング学習カリキュラムの多くは、有料である場合が多いです。
そもそも続けられるかも分からないのに、有料の情報商材を購入したくはないですよね。
しかし、30DAYSトライアルは、本格的な学習を最後まで無料で進めることができます。
だからこそ、始める時の敷居が低く、気軽な気持ちで楽しく勉強することができます。
「やる気はあるけど、有料はちょっと…」と考える方にオススメです。
継続できる仕組みが整っている
30DAYSトライアルの大きな特徴として、学習内容が1日ごとに区切られているということが挙げられます。
その名の通り、30日で一定の学習成果が得られるように設計されており、
1日ごとの学習を積み重ねることで、毎日成長が実感できるような仕組みになっています。
例えばこんな感じですね。
1日ごとにやるべきことが設定されているおかげで、プログラミング初心者でも迷わずに継続できるペースで学習を進めることができます。
さらに、30DAYSトライアルを実践する者たちが集うオンラインサロンも用意されています。
挫折しそうになっても、オンラインサロンで仲間の実践日記や成果報告を見れば、学習のモチベーションをあげることができます。
4人体制でしっかり管理されているので、コミュニティの質も高いです。
下記記事から参加できるはずです。(募集停止されている場合もあるので、あらかじめご了承ください)

以上のことから、30DAYSトライアルは、とにかく実践し継続することに徹底的にフォーカスした学習カリキュラムであると言えます。
実践的な力が身につく
ここが大事なポイントです。
やるからには、やった気になるだけでなく、実際に仕事で使えるスキルを身につけることが大事ですよね。
30DAYSトライアルでは、「デザインテンプレートを用いたサイト作成」や「デザインカンプからのコーディング」が学べます。
「デザインテンプレート」というのは、あらかじめ作られたサイトの型です。
それをダウンロードしてカスタマイズすることで、本格的なサイトが作れます。
初めて見たときは目から鱗でした。
これを使えば、実務未経験からの独学でも、現実的にフリーランス案件を請け負えると思うはずです。
「デザインカンプ」というのは、Adobe形式のデザインのこと。
特にフリーランスの案件では、Adobe形式で送られたデザインを元に、コーディングを行い、Webサイトを制作するという仕事が多いです。
なので、本格的にWeb系フリーランスとして稼ぐなら、「デザインカンプからのコーディング」を理解しておく必要があります。
30DAYSトライアル 2ndでは、実際のデザインカンプが用意され、それを元にコーディングしていきます。
つまり、実際の業務内容が想定された、本格的なカリキュラムというわけです。
だからこそ、30日のカリキュラムを終えた後には、かけた時間に見合った実践的なスキルが身につきます。
30DAYSトライアルのデメリット
メリットばかり語っていても怪しいので、デメリットもしっかり書いていきます。
デメリットは一つです。
- 答えあわせができない
30DAYSトライアルは答えあわせができない
特に30DAYSトライアル2ndでは、デザインカンプからのコーディングをメインにやるのですが、ソースの答えあわせが出来ないのです。
パーフェクトピクセルというツールを用いて見た目が合っているかなどは確認できますが、
見本のソースが分からないので、自分のコーディングの仕方が良かったのか、それとももっと効率的に書けたのかなどが判断しづらいです。
なので、ある程度見た目を合わせたところで、自分で満足して次に進むしかないですね。
とはいえ、学習の過程で、どういった設計が望ましいかなどは、大体は体で覚えられる気もします。
デメリットはこれぐらいです。
あえて悪いところを色々考えてみたのですが、他にデメリットは見当たりませんでした。
総合的にみて、私はこの教材に十分満足しています。
追記:なんと…「デイトラ2nd最終課題 回答例コード」が販売されました。現役マークアップエンジニアが協力して作成されたそうで、プロのコードと見比べることでコーディング上達スピードも上がるかもしれません。
30DAYSトライアルの感想
私の場合は、30DAYSトライアル1stと2ndをやりました。
まず1stについて言うと、わりと簡単だと思います。
未経験者でも楽しくできると思いますし、実際に案件を請け負えるだけのスキルも十分に身につくはずです。
「とりあえずプログラミング的なこと始めてみたい」
「副業で5万ぐらい稼げたらいいな」
という人はまず、1stからチャレンジしてみると良いでしょう。
2ndについては、正直大変でした。
「知識」の面に関していえば、難しさはさほど感じません。
ただ、作業ボリュームが多く、「実践」の大変さを感じました。
特に、最終課題。
率直にいってかなり大変でした。
実際のLPコーディング案件だと3日〜5日ほどの納期では終わらせたいところ。
ということで、工数はかかっても構いませんので、納期が3日の実案件だと思って3日以内に終わらせてください。
引用:東京フリーランス
と書いてありますが、、、
3日で終わった人いるのだろうか、と思ってしまいます。
細かいことは別の機会に記事にしますが、想像以上に大変です。
しかし、力は確実につきます。
1stまででも副業でお小遣いを稼ぐ分には十分なスキルが身につきますが、
2ndまでやれば、本業として稼ぎ始められるスキルが身につけられると思います。
なので、出来れば2ndまでやるのが良いでしょう。
また、WordPressに関するノウハウをまとめた3rdもあるので、2ndまでいったらとりあえず仕事を受注して稼ぎつつ、余裕のある時間に3rdをやっていくのが良いと思います。
ちなみに私が30DAYSトライアル2ndで制作したものは、全て下記リンク先にてまとめています。
30DAYSトライアルを進める上で意識すべきポイント
下記の3つです。
- 目的と手段を分ける
- なるべく妥協しない
- なるべく自己解決する
目的と手段を分ける
勉強全般に言えることですが、
「終わらせることが目的」にならないように注意しましょう。
カリキュラムを終わらせることが目的になってしまうと、本来身につくはずの知識や技術が身につかず、時間の無駄になってしまいます。
そして、実際の案件を目にした時に、
「勉強したはずなのに、できそうにない……」
ということになります。
実際にそういった人も見かけてきました。
本来の目的はカリキュラムを終わらせることではなく、稼げるスキルを身につけること、ですよね。
カリキュラムは、スキルを身につけるための手段であるはずです。
だったら、時間をかけてでも丁寧に理解していくということが大切ではないでしょうか。
なるべく妥協しない
なるべく妥協しないで学習に取り組みましょう。
先ほどの内容と少し被りますが、時間をかけてでも丁寧に理解していくことが大切だからです。
具体的にいうと、
- 英語の動画にも横着しないで取り組む
- レスポンシブの設定もしっかりやる
- 画面崩れは確認する
- デザインカンプ通りにコーディングされているかチェックする
- デザインカンプとズレがあったら、できる限り修正する
- 「余裕がある方向けの課題」もなるべくやる
- 理解できなかったところは放置しない
上記の通り。
思いつく限り挙げてみました。
ラクして手っ取り早く学習を切り上げる人より、ゆっくりでも一つ一つの課題に真剣に取り組む人の方が、結果的に早く成長します。
なので、なるべく妥協しないで取り組みつつ、バランスを意識して学習を進めていくことが大切です。
なるべく自己解決する
多分、30DAYSトライアル 2ndからは、コーディングの仕方やjQueryプラグインの扱い方などで、詰まることが多くなると思います。
そういった詰まった時は、まず検索するなどして、なるべく自己解決できるのがベストです。
なぜなら、検索をすることで、検索する力が身につくから。
検索する力は、Web制作のみならず、IT業界では必須のスキルです。
私もプログラマーとして働いていた頃、先輩に散々「ググった?」と聞かれました。
どういう風にググったのかも説明していたので、おかげで検索力と説明力が身につきました。
もちろんオンラインサロンもあるので、そこで質問するのもアリですが、最終手段として考えましょう。
基本は検索して自己解決が原則です。
あなたがこれからつまづくであろう問題のほとんどは、すでに先人たちが解決しています。
なので、検索すれば大抵の問題は解決できます。
まとめ
30DAYSトライアルは、これからWeb制作で稼いでいきたいという人にうってつけの教材です。
それに無料で始められるのもありがたいです。
個人的には、未経験からフリーランスエンジニアとして個人で稼ぎたいと思うなら、迷わずこれをやるべきだと思います。
というわけで、今回は以上となります。
駆け出しフリーランスの方に参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
30DAYSトライアルは下記からどうぞ。

追記:ウェブアプリ版がリリースされたみたいです。学習の進捗度合いが分かるようになり、学習のモチベもアップしそうですね。ぜひ試してみてください。

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