中国アニメの傑作『紅き大魚の伝説』を見た感想

雑記
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こんにちは、オノユウ(@yumaonodera_)です。

ネットフリックスで「紅き大魚の伝説」という中国アニメを見ました。

これがめちゃくちゃ面白い。

「こういうのを求めてたんだよ」って感じです。

「紅き大魚の伝説」

ジブリに匹敵するクオリティといっても言い過ぎではないでしょう。

個人的にすごく好みの映画でした。

あらすじ

人間界の海の底。

人間界とは異なる別世界で、自然を司り、不思議な力を持つ人々がそこで暮らしている。

16才を迎えた少女チュンは成年の儀式として、自然の理を観察するため、人間界に旅立つ。

その間は人間と接触してはいけないという掟があり、人間界では赤いイルカの姿で生活しなければならなかった。

チュンは人間界で出会ったある青年に興味を示すが、掟があるためか近づくことはせず離れた場所で見ていた。

人間界から去らなければいけない最後の日、網に引っかかってしまい身動きが取れなくなってしまう。

そこで最初に出会った青年が助けてくれるのだが、海底の世界と人間界をつなぐ渦潮に呑まれ、青年は命を落としてしまう。

チュンはその青年を蘇らせようとする。

だがそれはやがて大きな災いをもたらすことに……

「紅き大魚の伝説」の魅力

世界観が最高

まず世界観がすごくいいですね。

独創的な世界観で昔のジブリアニメを思い出させます。

 

正直言って最近の日本アニメ映画にはうんざりしていました。

最近のアニメ映画でありがちなのは、普通の世界で暮らす普通の人がタイムスリップとか不思議なことを経験して、最後には男女でいいムードになって終わるっていう展開。

もう一つは主人公とヒロインがいい感じに思い出を作っていって、実はヒロインが重病だったという展開。

売れるもの、儲かるものを狙って作ってるなって印象です。

現代の価値観に合わせた設定、パターン化された展開、そして男女のイチャイチャに商業的ないやらしさを感じてしまいます。

 

一方、この映画は我々が住んでいる日常の世界ではなく全く異なる世界を瑞々しい感性で0から創り出している。

単純に作者が作りたいものを作り、伝えたいことを伝えるといった、作品にまっすぐな思いが感じられます。

そこに中国アニメの本気を感じました。

見た瞬間「そうそう!これだよ!!」っていう久しぶりの興奮と感動がありましたね。

イチャイチャしない展開

分かりやすい男女の恋愛を描くのではなく、リアルな人間模様を表現しています。

チュンがクンを大切に思う一方で、チュンの幼馴染チウはチュンに想いを寄せていてどこかもどかしさを抱えている。

特に印象的だったのが、チウがチュンに触れようとするものの触れるのをやめるっていうシーン。

なんだろう。

とにかく登場人物が初々しくて純粋なんですよね。

不自然にキスシーンとかを見せない。

見る人に媚びずに登場人物を素のままで描ききるってところが好感持てました。

作品のメッセージ性

やっぱり作品にメッセージ性がなければ印象に残らないんですよ。

ただ「面白かった」だけで終わってしまいます。

この作品ではチュンが冒頭と最後にナレーターとして語ることによってしっかりとメッセージを残しています。

特に印象に残ったのはこの言葉。

奇跡を信じる。人生とは旅のようなもの。どれだけの輪廻の末に私たちはようやくこの旅を経験できるのか。人生は短く最後には全てを失う。もっと大胆に。誰かを愛し、山を登り、夢を追っては。そう、もっと大胆に。私にもわからぬことが山ほどある。多くの問題に答えはない。だが私は信じる。天が命を与えてくれるのは、私たちが奇跡を作り出すためだと。

紅き大魚の伝説|チュンの言葉

この作品を見て「人生とは何か」を改めて考えさせられました。

まとめ

絵のクオリティも申し分ないし、世界観も魅力的、ストーリーも退屈させず、かといって違和感を感じさせない。

中国アニメ映画もここまで来たかって感じです。

侮れない。それどころか日本を追い越す日も近いかもしれません。

また次回の作品も楽しみです。

中国アニメの本気「紅き大魚の伝説」

ぜひネットフリックスでお楽しみください。

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