団塊世代やゆとり世代などの特徴について解説します

オピニオン
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こんにちは、オノユウ(@yumaonodera_)です。

最近、若者の間では「老害」という言葉が流行り始めています。

老害とは、世の中に悪影響を与える迷惑な高齢者のことをいいます。(決して高齢者=老害というわけではない)

しかし一方で高齢者は「これだから最近の若者は…」などと言ってあきれています。

各世代でそれぞれ価値観が違うため、対立が起きてしまうのです。

 

私も注意深く観察していると各世代で価値観や行動がかなり違う傾向にあると思いました。

今回は、団塊世代やゆとり世代など各世代の特徴について考察してみました。

また世代の特徴がイメージしやすいように、教養、社交性、行動力、忍耐力、適応力の五つの観点でステータス表というものも作りました。

  • S…高い
  • A…やや高い
  • B…普通
  • C…やや低い
  • D…低い

私の独断と偏見によって書いたものなので、くれぐれもあまり気にしないことをおすすめします。

焼け跡世代〜それ以前

1946年以前に生まれた人のことをいいます。

2018年現在で、72歳以降の人のことです。

彼らの特徴はサバイバル精神旺盛でとにかく努力家なところです。

 

彼らは日本がまだ戦争している最中に生まれました。

この世代の人と話をすると戦争の体験を聞かせてくれることが多いです。

戦後は米軍基地から食料を盗んだり、腐った牛肉を売って歩いたりして飢えを凌いでいたそうです。

私からすると他のどの世代も経験したことのない壮絶な体験をしてきたんだろうなと思います。

日本が最も貧しい時期に生まれ、厳しい戦争の中で生き抜いてきた実はめちゃくちゃすごい人たちなのです。

 

ステータス表をみてみましょう。

焼け跡世代のステータス

  • 教養  C
  • 社交性 B
  • 行動力 A
  • 忍耐力 S
  • 適応力 C

この世代に対する私の印象は、忍耐力が高いということです。

この世代は、戦争の影響で学校の教育も十分に受けられませんでした。

また彼らは、英語に対する教養はありませんが、米軍を相手に仕事したことで英語を身につけていったという人もいます。

 

この世代の人たちは自分たちが特別な経験をしてきたことを知っています。

だから精力的に戦争の体験などを人に話したりして、日本が正しい道に進んでいくように活動しているのです。

私はこの世代に対して、「老害」という印象を受けません。

むしろリスペクトしているくらいです。

 

今の若者とはあまりにも価値観が違いすぎますが、この世代の持っている価値観はとても貴重なものなので、一回は真剣に話しておいたほうがいいです。

こちらも誠実な気持ちで接すれば貴重な体験や意見を聞かせてくれるはずです。

団塊世代

1947年〜1949年に生まれた人のことをいいます。

2018年現在で、69〜71歳の人のことです。

彼らは第一次ベビーブームと呼ばれる時期に生まれたため団塊世代と呼ばれています。

団塊世代の特徴は押しが強いところです。

 

彼らは政治や社会に強い関心を持ち、学生運動を経験してきました。

学生運動とは簡単にいうと政治的主張を通すために学校を占拠したり、デモをすることをいいます。

今の日本からは想像しにくいですが、この頃は治安も悪くテロも多数発生していました。

 

そして、大人になった彼らは東京や大阪などに集団就職し、バブルを経験しました。

この頃は働けば働くほど豊かになる時代だったので、彼らの多くはいまだに明日の日本は今日より豊かだという考え方を持っています。

自分たちが今の豊かな日本を作ったのだと自負しています。

そしてバブル時代の頃には第一線で働いていたため、ガツガツ働きどんどん消費することを良しとする風潮があります。

不況の時代に生まれた今の若者とは考え方が正反対なわけです。

 

そして彼らの押しの強さ、エネルギッシュさは定年退職した今でも健在です。

自分の価値観と違う人を見かけると、相手を否定し自分の価値観を強く主張します。

そりゃそうです。

団塊世代の若い頃は同世代が多く、周りのみんなが同じ価値観を持っていました。

それが最近になって、グローバル化やインターネットの発達によって多様な価値観を持つ若者が増えていきました。

自分たちの世代の価値観と全く異なる若者が増えるということは、彼らからしてみればエイリアンが日本に出没するようなもの。

団塊世代にしてみれば「今の若者は自分たちと違う価値観を持っているけど、日本ってこの先マジで大丈夫か?」と心配になるわけです。

 

しかし、若者は「お年寄りの古い価値観が今も日本を支配しているから、日本は世界の流れに適応できずに遅れをとっている」と思っています。

だから団塊世代は若者から煙たがれています。

若者がいう「老害」も大半がこの世代に当てはまります。

 

ステータス表をみてみましょう。

団塊世代のステータス

  • 教養  B
  • 社交性 A
  • 行動力 A
  • 忍耐力 A
  • 適応力 D

芯が強くエネルギッシュであるというのがこの世代の印象です。

学校や企業での厳しい競争に耐え、ガツガツ働き、自分の意見をしっかり主張する。

そういう意味で適応力以外の点は高めです。

 

しかし、異なる価値観に接するということに慣れていない人が多いという印象もあります。

この世代あたりのお年寄りはとりわけ20代付近の若者から舐められています。

「いやいや、まだまだ現役だ!」と思う方はぜひ若者たちを見返してやりましょう。

 

まずは読書やSNSを通じて多様な価値観に触れてみてください。

70代だろうが定年退職しようが関係ありません。

今の若者と一緒になって勉強しましょう。

そうすれば、老害のレッテルは剥がれ落ち、若者の中には「リスペクト」が残るはずです。

しらけ世代

しらけ世代って聞いたことありますか?

私は世代について調べていて初めて知りました。(もうちょっとマシなネーミングなかったのだろうかと思いますがね)

1950年〜1964年に生まれた人のことをいいます。

2018年現在で、54〜68歳の人のことです。

 

日本の学生運動が下火になった時期に成人を迎え、政治的無関心が広まった世代のことらしいです。

今の若者は政治に無関心だとか言われますが、それは今に始まったわけではないみたいですね。

また、真面目な行いをすることが格好悪いと反発する思春期の若者にも適用されたらしいです。

 

ステータス表をみてみましょう。

しらけ世代のステータス

  • 教養  B
  • 社交性 B
  • 行動力 B
  • 忍耐力 B
  • 適応力 C

この世代に対する私の印象は、団塊世代を水で薄めたような感じです。

団塊世代と比べると自制心は強く、押しの強さは抑えられていると思います。

ただ、若者が言う「老害」はこの世代に対しても適用されると思っています。

 

確かに私も、この世代の人は他の世代と比べると悪い意味で目立つ行為をしている人も多いと感じています。

ただしこれは全体で見たごく一部の人のことです。

ほかの多くの人はいたって普通です。

いずれにしてもマナーや思いやりといったことを改めて意識してみると若者から煙たがれることもなくなりそうです。

バブル世代

バブル景気の頃に就職した世代のことをいいます。

1965〜1969年に生まれた人にあてはまります。

2018年現在で、49〜53歳の人のことです。

 

中学時代から高校時代に当たる時期には、不良文化が当時の管理教育に対する少年層の間で流行したそうです。

校内暴力発生件数が戦後最多を記録したのもこの時期です。

また、初めてゆとり教育を受けた世代ともいわれています。

しかし、実際には内容はほとんどそのままで授業時間だけが削減されたため、消化不良や落ちこぼれといった問題も起きたそうです。

 

そんな彼らが就職した時期はバブル景気。

日本の景気が極めてよかったため就職活動は比較的容易だったそうです。

良く言えばイケイケ、悪く言えばヤンチャといった感じでしょうか。

 

ステータス表をみてみましょう。

バブル世代のステータス

  • 教養  B
  • 社交性 S
  • 行動力 A
  • 忍耐力 B
  • 適応力 B

私の個人的な印象は社交性が高いという点です。

コミュニーケーションを大切にしており、周りの人との調和を大切にします。

団塊世代が自分の意見をガツガツと主張するのに対し、

バブル世代の人はみんなと協力しあって物事を進めていくという考え方が強いと思います。

「まあまあ、みんなで仲良く楽しく頑張ってこーぜ!」みたいな感じです。

 

しかし、この世代の評判は実は世間的にはあまりよろしくない。

私がアルバイトをしていた時も、この辺の世代はあまり常識がなくマナーが悪いと感じることがありました。

ウィキペディアにもこのように書かれています。

バブル世代は、就職氷河期の前の企業の大量採用により苦労せず、就職氷河期以前の価値観を持って入社し、さらに同期が多い。そのため、バブル世代は、就職氷河期以降の社会の考え方と合わず、自立心があまりなく、依存体質であり、会社の負担であるといわれており、一部では「花の90年組」と皮肉をこめて呼ぶ者もいる。一部の者が気性の激しいことから、会社内では部下に迷惑をかけるクラッシャー上司と呼ばれ、家庭では学校に不当なクレームをつけ、学校関係者に過度の負担を強い、ひいては他の生徒や保護者に迷惑をかけるという現象が社会問題となったことから、その者たちをモンスターペアレントと呼んだ

出典:フリー百科事典 ウィキペディア

ただそれはあくまでも一部の人が目立っているだけのこと。

バブル世代でも大多数の人はいたってまともです。

 

今の日本はかつてバブル景気だった頃と比べると勢いがないかもしれません。

それゆえバブル世代の人にとってみれば退屈だと思うことも多いかもしれません。

しかしだからこそ、持ち前の社交性を生かして積極的に行動してみてはどうでしょうか。

そしてこれからの世代に元気と希望を届けてあげましょう。

まだまだ50代、全然若いと思います。

氷河期世代

なんか悲しいネーミングですね。

バブル崩壊後の就職氷河期時に就職活動を行った世代のことをいいます。

1970年4月〜1983年4月に生まれた人にあてはまります。

2018年現在で、35〜48歳の人のことです。

 

運良く新卒で採用されたとしても、

企業にはまだまだ大量に就職した団塊世代やバブル世代が現役で活躍しているために、能力が高くてもなかなか出世できません。

さらにこの時点でも企業は新卒主義を廃止しなかったため、

新卒で採用されなかった人は、たとえ就職氷河期時期が終わっても安定した仕事にありつくことが困難であるそうです。

 

また、この頃には給与所得も減少傾向にあるため、あまりお金を使わない傾向にあるそうです。

かわいそうな世代です。

そして今一番苦労している世代だと思います。

 

ステータス表をみてみましょう。

氷河期世代のステータス

  • 教養  A
  • 社交性 B
  • 行動力 B
  • 忍耐力 A
  • 適応力 A

私からみたこの世代の印象は真面目であるという点です。

そして、辛い労働環境にも耐えられる忍耐力もあると思います。

氷河期世代の人はしきりに「新卒で就職しろ」といいます。

それはきっと、自分の中に就職したくてもなかなか就職できない苦い経験があったからでしょう。

 

今の就職状況は就職氷河期時期と比べるとそこまで悪くありません。

むしろ良いぐらいです。

しかし就職中の若者の姿を見ていると、どうしても世話を焼きたくなるのかもしれません。

 

氷河期世代の人は、強烈な個性のバブル世代の上司との付き合いと、マイペースなゆとり世代の部下への教育に悩まされている人が多いと思います。

ただ、つらかったら逃げてもいいんです。

人生の生きがいは仕事だけではないはず。

もし、今の仕事にやりがいを感じないなら転職や独立をおすすめします。

ゆとり世代(さとり世代)

いわゆるゆとり教育を受けた世代のことをいいます。

また、さとり世代ともいいます。

1987年4月〜2004年4月に生まれた人にあてはまります。

2018年現在で、14〜31歳の人のことです。

 

彼らはバブル崩壊後の不況下にある日本しか知りません。

そのため、お金の無駄遣いを避け安くてそれなりに質の良いものを好む傾向にあります。

また彼らは、欲が無い、恋愛に興味が無い、旅行に行かないといわれています。

生まれた頃からインターネットに触れているため、情報が豊富で、無駄な努力や衝突は避ける傾向にあります。

そのため、努力を良しとする団塊世代とはどうしても対立しがちです。

 

さらに、ゆとり世代は飲み会を嫌う傾向にあります。

ゆとり世代より前の世代は飲み会でストレスを発散しますが、ゆとり世代はSNSで十分だと考えているのです。

 

ステータス表をみてみましょう。

ゆとり世代のステータス

  • 教養  B
  • 社交性 C
  • 行動力 B
  • 忍耐力 C
  • 適応力 S

ゆとり世代はマイペースな人が多いというのが私の印象です。

インターネットに馴染みがあるため、幼い頃から多様な価値観や多くの情報に触れています。

そのため、時代の変化やニーズをすぐに察知し対応する適応力が高いといえます。

 

しかし彼らは、インターネットにより人とあまり接する機会が減ったためか、社交性は低めだと言えます。

ただし注意すべきなのは、ここでいう社交性とはリアルな世界での社交性のことです。

彼らはバーチャルな世界での社交性は極めて高いといえます。

 

ゆとり世代の忍耐力は低めです。

それは、氷河期世代の上司の苦労を知っているから。

氷河期世代の先輩が、バブル世代や団塊世代の上司にガミガミ言われてるのを見ていると、

「このまま仕事続けても報われないんだな」と思ってしまうんじゃないかと。

 

ゆとり世代は情報量が豊富で、色々な選択肢が選べることを知っています。

また、ユーチューバーやブロガーのように無理に人と接しなくても生きていける道があることを知っています。

だから氷河期世代の人のように我慢しなくても転職や独立をすれば良いと考えているのです。

仕事は表面上では親しげに接し、裏ではSNSに仕事の不満をぶつけてストレスを解消している人が多いのではと思います。

 

ゆとり世代も他の世代から舐められることが多いです。

それはやはり社交性と忍耐力が原因ではないかと思います。

ただ、だいたいの企業というのは人が集まって同じ目標に向かって仕事をする前提で作られています。

だから企業に就職する以上はある程度の社交性と忍耐力は必要なんです。

これから就職する人は、社交性や忍耐力は必要ないなどとは思わない方がいいです。

 

ただインターネットが発達した現代では、社交性がなくても、フリーランスなどで働く道もあります。(忍耐力はどのみち必要だと思いますが)

持ち前の情報力と多様な価値観を武器に新しい日本の未来を創りましょう。

ここで2つの疑問点

空白の3年間

この記事を読んでいてあなたは気がつきましたか?

どこの世代にも当てはまらない人々がいるということを。

氷河期世代とゆとり世代の間です。

具体的には、1983年4月〜1987年4月生まれで、2018年現在で32〜34歳の人のことです

 

この人たちだけ名前がないのもかわいそうな気もするので、就職氷河期が終わったあたりということで「雪解け世代」と名付けることにしました。

私の印象はおおむね氷河期世代と同じような感じだと思っています。

ゆとり世代以降に生まれた人は?

もう一つの疑問点です。

2005年以降に生まれた人、つまり2018年現在で13歳以下の人たちは一体何世代なのかということです。

 

私は「ハイテク世代」と勝手に名付けることにしました。

この世代は生まれた頃から様々なテクノロジーに触れています。

そのため、歳を重ねるにつれてどんどんテクノロジーに精通していくのではないかと思います。

しかも英語は小学校から習い、2020年にはプログラミングも必須科目になるため、グローバルな場面での適応力は相当高くなると思っています。

 

この時代の人に対する私の印象はとにかく礼儀正しいという点です。

お礼は頭を下げて「ありがとうございました」と感謝し、電車内で隣に座っていると少しぶつかっただけで「すみません」と謝る。

そんなにされるとこっちが申し訳なく思っちゃうよw

「色々な文化や価値観に触れてゆとり世代と一緒に新しい日本を作っていってね」と言いたいです。

まとめ

今回は各世代の特徴についてまとめました。

ただし、これはあくまでも私の個人的な意見にインターネットで調べた情報をプラスしたものに過ぎません。

そして注意しなければならないのが、たとえ世代ごとの特徴があっても必ずしも全員が当てはまる訳ではないということです。

団塊世代だからとかゆとり世代だからとか一括りにしてしまうことは簡単です。

しかし本当に大切なのは、目の前にいる人がどんな人なのか、その人の考え方や価値観を理解してあげることではないでしょうか。

 

まずはあなたが心を開き理解に徹すること。

そうすれば、若者もお年寄りもみんなが手を取り合い支え合う明るく素晴らしい日本が創れるはずですから。

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