こんにちは、オノユウ(@yumaonodera_)です。
マルチタスクは非効率。
もう何年も前から言われ続けているにも関わらず、多くの人は未だにマルチタスクが習慣になっています。
実はマルチタスクは脳に悪影響を及ぼします。
今回はマルチタスクの危険性についてまとめました。
マルチタスクとは
マルチタスクとは、複数の物事を同時にこなそうとすることをいいます。
あくまでも同時にこなそうとしているだけです。
そもそも人間の脳は複数の物事を同時にこなすようにはできていないのです。
だから実際には注意の向きを頻繁に切り替えることで、複数の物事をほぼ同時にやっているというわけです。
しかし、人間はなにかを選択するごとに一日の集中力を消費しています。
そのため、マルチタスクが習慣になっている人はすぐに集中力を使い、脳がすぐに疲れてしまいます。
マルチタスクの悪影響
米マイクロソフトの研究によると、マルチタスクによって人間の集中力は40%低下するとのこと。
「俺はマルチタスクでも集中できてるよ」と言う人は集中できていると勘違いしているだけなのです。
ロンドン大学の研究では、マルチタスクを行う男性被験者を対象に調査をしたところ、IQが約15ポイント低下し、8歳児の平均値と同様に落ち込んだようです。
また、過去の研究でマルチタスクをし続けると脳の灰白質が収縮することが分かっています。
つまり、マルチタスクをすればするほど頭がバカになるということです。
ところが、これだけマルチタスクは脳に悪影響だと言われ続けているにもかかわらず、実際にはマルチタスクをしてしまう人は多いです。
例えば、こんな方は要注意
上記の条件に当てはまる方は、今からでも習慣を改めましょう。
シングルタスクのすすめ
マルチタスクとは逆に「シングルタスク」という概念があります。
シングルタスクとは、物事を一つずつ完了させていくことをいいます。
シングルタスクを日頃から心がけることで、より長く集中力を持続させることができます。
私はシングルタスクを習慣づけるために、以下のことを意識しています。
- 複数のことを同時にやらない。
- 仕事は期限の短いものから一個ずつ完了させる
- 食事中はスマホを自分から遠ざける
他にも色々な方法があると思います。
皆さんもぜひ「シングルタスク」を意識してみると良いでしょう。
ちなみに、音楽を聴きながら作業することはマルチタスクに当てはまらないそうです。
音楽を聴くときに使われる脳と作業するときに使われる脳は全く別の領域なのだそう。
かといって歌詞のある曲や魅力的な音楽はかえって作業の妨げになるので注意しましょう。
まとめ
マルチタスクについて色々お話ししましたが、大切なポイントは以下の3つです。
- マルチタスクは脳に悪影響を及ぼす
- マルチタスクをしないための対策を考えるべき
- 集中力を手に入れたいならシングルタスクを心がけるべし
マルチタスクをやめて本来の集中力を取り戻しましょう。
コメント