こんにちは、オノユウ(@yumaonodera_)です。
先日、Web制作会社に応募したのですが、書類選考落ちしました。
今回はその理由について考察していきます。
応募した会社の概要
今回応募した会社を簡単に説明すると、下記の通りです。
- Web制作会社
- 家からかなり近い(電車通勤なし)
- 自社勤務
- 働きやすさを重視した企業
一言で言えば、かなり自分の希望に近い会社です。
特に電車通勤なしって結構大きいです。
例えば、通勤時間が往復3時間の人と、往復30分の人では、1日の時間に2時間半の差が生まれます。
一週間の勤務(5日間)で12時間半、一ヶ月の勤務(20日間)で49時間の差が生まれます。
通勤時間が短い人は、その分自分の成長や家族との時間など、有意義に時間を使うことができます。
つまり、「通いやすさ」は「働きやすさ」でもあり、「生きやすさ」でもあるのです。
そんな会社で仕事をしたいと思い、応募しました。
書類選考で落ちる原因とは
結果を言うと、書類選考で落ちました。
当初は、書類選考はほぼ確実に通過すると思っていたので、少しショックです。
まあショックなのはさておき、ここからは落ちた理由について客観的に考察していこうと思います。
書類選考で落ちる原因というのは、主に2つに分かれます。
書類選考で落ちる原因
- スキルと経歴がダメ
- 志望動機がダメ
そもそも書類選考では、人柄はあまり見ません。
それは面接で分かることなので。
だとするなら、面接前で落ちる理由は、
書類を見ただけで面接するにも及ばないと判断するほど、「スキル・経歴がダメ」か「志望動機がダメ」かです。
ここからは、
「スキル・経歴」と「志望動機」の2つに分けて考えていきます。
スキルや経歴は足りていたか
ぶっちゃけ言うと、怪しいです。
というのも、Web制作はほとんど未経験だからです。
もちろんHTML/CSSやjQueryなど、フロント側の基本は理解しているつもりです。
実際に個人で案件も受注し、納品した実績もあります。
とはいえ、自分のスキルが相手の要求水準に達しているかと言われれば、微妙なところ。
「今とても忙しくて、細かいことを教える暇がなくて、とにかく即戦力が欲しい!」という場合だと、相手の要求水準に達していないかもしれません。
一つ致命的と思ったのがありまして、それはデザイン経験がないこと。
今回応募した会社は、出来たら「デザインスキル・センスのわかる作品やwebページ」も送って欲しいと言っていました。
ただ、これまで制作したサイトは模写サイトばかりだったので、デザインスキルの参考になるWebページは送れませんでした。
今思えば、これが致命的だったのかなとも思います。
あと考えられるのが、スキルが正確に伝わっていたかどうか。
会社に勤務した経験がない以上、スキルを正確に伝えるのは難しいでしょう。
「独学で勉強しました!」と言ったところで、会社側にしてみればどの程度の実力があるのかを判断するのは難しいと言えます。
志望動機は適切だったか
もう少し検討の余地があったと思います。
書いたのは主に三つ
- 事業内容に関心を持った
- 通いやすさに魅力を感じた
- 将来的にリモートワークを考えている
今思えば、あまり良くない。
まず、今回の志望動機では、事業内容に関心を持った理由を明確にしていませんでした。
そこははっきり書くべきだったなと。
あと、通いやすさに魅力を感じたという点と、将来的にリモートワークを考えているという点は矛盾しているようにも思えます。
会社に通わない勤務形態がリモートワークなのですから。
つまり一言で言ってしまえば、志望動機が曖昧で、とっちらかった印象になっているという感じでしょうか。
ここは素直に反省すべきポイントだと思います。
そして何より、志望動機をよく検討しないままに、送ってしまった。
面接からが本番だと思っていたので、正直、多少雑な志望動機でも通るだろう、、、と。
細かいことは面接の時にしっかり伝えれば良いんだと考えてしまっていた節があるのは否めません。
次回からは、志望動機は入念に考え、論理的に文章を組み立てるよう意識します。
落ちた理由も聞いてみました
書類選考で落ちた理由についての考察は以上になります。
ただ、実際のところは分かりません。
一応応募した会社に落ちた理由を就活サイトのメールで聞いてみました。
今のところ返答はありませんが、連絡があればこの記事に追記していこうと思います。
今後の就活の方針
2つの道で迷っています。
- 引き続きWeb制作会社を探す
- 常駐フリーランスになる
引き続きWeb制作会社を探す場合
一つ目は、引き続きWeb制作会社を探すというプラン。
ただ、実際ほぼ探し尽くした感もあります。
Web制作会社に応募する上でネックなのは、「経験」と「待遇」です。
まず転職サイトで9割近くの求人は、「2〜3年以上の経験」や「デザインスキルがあること」を応募条件としています。
つまり業界未経験者の私からすると、かなり求人が限られるということ。
そして、未経験者でもOKの会社は、待遇があまり良くない。
前職より7〜10万近く給料下がるんじゃないかと。
さらに言うと、未経験者OKのWeb制作会社は、評判を調べても黒い噂がつきまとう会社が多いです。
例えば、「ほとんど定時で帰れない」「残業代未払い」などです。
もちろん別の転職サイトにはまだ見ていない好条件の求人が載っているかもしれません。
でも、デザインスキルがなくコーディングしかできない人材は、あまり求められていないというのが今の転職市場の実情かもしれません。
常駐フリーランスになる
二つ目は、常駐フリーランスになるというプラン。
派遣先の企業に勤務しつつ、フリーランスとして働くという選択肢です。
フリーランスの場合、多少スキルや実績に乏しくても希望の条件で働かせてもらえる可能性が高くなると考えられます。
なぜなら、会社側からするとフリーランスはすぐに契約を切れるため、気軽に雇いやすいからです。
スキルや実績が要求水準に達していなければ、契約を切られるだけ。
これをリスクととらえる人も言えるかもしれませんが、個人的にはこのほうが仕事しやすいです。
問題はどういう案件があるかです。
私が仕事をする上で重視するポイントは下記の二つ。
- 個人で稼ぐためのスキルと実績をつける
- ゆくゆくは場所を選ばずに働けるようになる
上記の希望を叶えられる中で、どれだけの案件があるかが大切です。
逆にいえば、個人で稼ぐためのスキルと実績が身につき、ゆくゆくは場所を選ばずに働けるようになるなら、フロントエンジニアかバックエンドエンジニアかにもこだわりはありません。
要は、個人で生きるための力をつけられれば良いのですから。
引き続きWeb制作会社を探すか、常駐フリーランスになるか。
あるいは別の新たな選択肢を見つけるか。
今後の将来について、2〜3日ほどはじっくり考え、決断する予定です。
