ネットワークビジネスに勧誘された話 第二話 師匠の崇拝者たちとの対談

雑記
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こんにちは、オノユウ(@yumaonodera_)です。

前回の記事はこちら↓

第一話 ネットワークビジネスの手口と実態

 

前回からの続きです。

居酒屋でYさんらと話し、その結果、起業家のMさんと会うことになりました。

この頃には私はすでにネットワークビジネスではないかと思っていたので、

彼女たちから何をやっているのかを聞き出すことにしました。

Sさん、Mさんとの対談

Mさんが予定合わなかったとのことで、Sさんと先に話をすることになりました。

おっとり系アラサー女子Sさんとの会話

その日私はYさんと一緒にファミレスに行きSさんと会いました。

人生プラン設計書を見せアドバイスをもらうというのが趣旨です。

なんだかもうわけわからん。

なぜ自分の人生設計を他人に見せ、ツッコミを入れられなければいけないのか

けど、乗りかけた話を途中で降りるのも後味悪いので、適当にアドバイスをもらいました。

 

アドバイスによると、もう少し人生設計を具体化せよとのこと。

なぜ先の見えない未来に対して具体的な人生設計が有効だと思えるのか、

今の私ですらさっぱり分からない。

が、それもネットワークビジネスの手口なのでしょう。

 

最後にSさんはどうやって目標に向けて頑張っているのかを聞きました。

Sさん
Sさん

師匠に教わったことを日々実践しているよ

Sさん
Sさん

辛いこととかやりたくない事もあるけど師匠の教えを信じて入れば成長できるから頑張ってる

オノユウ
オノユウ

うん……師匠が好きなのは分かった。ところで君、洗脳って言葉知ってるかい?

とは言えなかった。

その時は適当に聞き流して、その日を終えました。

この時点でもうかなり怪しいなと思っていました。

コラム:ネットワークビジネスの常套手段

Sさんに対して核心をついた質問をすると、「それはMさんに聞いてみたら?」と返されます。

「〇〇さんに聞いてみたら?」と逃げるのはネットワークビジネスの常套手段。

なぜ逃げるのかと言えば、グループの秘密情報を外部に漏らしてはいけないから。

言っていいことと言ってはいけないことの判断がつかない時は上の人に判断させるのが彼らの手法です。

やり手の女社長Mさんとの対談

次にあったのがMさんとの対談。

また例によって人生プラン設計の紙を見せます。

もう訂正しまくってるのであまり原型をとどめてはいないんですが、一応提出。

すると、海外移住したいという部分をつっこまれました。

どうやら相手が言うには海外生活に必要な金額が足りていないんじゃないかという指摘。

要するに金もっと必要だよねって言いたいらしい。

 

人生の目標を考えさせて、そのためには不労所得になる必要があるからネットワークビジネスに参加しようという方向に、暗に誘導するのが向こうの目的。

ところが私は海外に行けば生活コストが低くなるから金はあんまり要らないと思っている。

だから話は平行線でした。

 

なんか微妙な雰囲気のままMさんとの会話を終えました。

この時YさんはSさんと対談した時と比べ明らかにMさんに対して気を使っていたので、

YさんとMさんには上下関係があることが分かりました。

コラム:ネットワークビジネスは明確な階級制度で成り立っている

最初の登場人物の欄でも紹介したけど改めておさらい。

ネットワークビジネスは明確な階級制度で成り立っています。

今回の場合は、

起業家支援者のKさんがトップ。

次に起業家のMさん。

次に起業を目指しているアラサーのSさん。

一番下っ端がYさんです。

ちなみにもし私がこのグループに参加していたらYさんの下が私になり、私はKさんのことを師匠と呼ぶハメになりますww

最終決戦 裏の目的をあぶり出す

再びSさんと合う予定が決まりました。

Yさんも同席しています。

ただこの日は人生プラン設計は持っていきません。

破り捨ててゴミ箱に捨てました。

なぜこの日会いに行くのかというと、彼らがやっていることの真の目的が知りたいからです。

こういう危ない知的好奇心にどうしても駆られてしまうのが私の欠点かもしれませんw

ともかく、例によってファミレスで会うことになりました。

 

Sさん
Sさん

例の紙は持ってきた?

オノユウ
オノユウ

いや、あれは持ってきていません

 

 

すでに険悪なムード。

こういう雰囲気にYさんは耐えられないので、事実上私とSさんの一騎打ちという形でお互いの探り合いが始まります。

オノユウ
オノユウ

Sさんは今どのようにして起業に向けて頑張っているんですか?

 

 

Sさん
Sさん

師匠に言われたことをやってる

 

 

オノユウ
オノユウ

もしかして師匠やSさんはなんかのグループに属してて、そこで教わっているんですか?

核心を突く質問。

 

 

Sさん
Sさん

グループっていうか自動車の教習所みたいなところかな

突然訳のわからないことを言い始めるSさん。

 

 

Sさん
Sさん

自動車も乗り方分からないでいきなり乗ったら大変だよね

Sさん
Sさん

起業もやり方分からないでいきなり始めたら大変だから師匠が教えてる

Yさん
Yさん

そうそうそんな感じ!

便乗するYさん。

 

要するにSさんの主張は以下の3点。

  • 私たちは非公式の起業スクールに所属している。
    イメージとしては自動車教習所のような感じだが、あくまでも「グループ」ではない。
  • 師匠の教えの元、皆で切磋琢磨して起業のノウハウを学んでいる
  • 師匠は自分が認めた人しか教えない

あくまで所属しているのはグループではないと主張することでネットワークビジネスでないことを強調したいらしいが……

 

話を聞いて私が感じた疑問は以下の3点

  • 自動車教習所は免許が必要だから通うのはわかるが、起業は誰からも認められなくても自分の意志さえあれば始められるのでは?
  • 師匠の教え自体はあくまで師匠の成功体験に基づいており、必ずしも自分の描くプランに当てはまるとは限らないのでは?
  • 自分の意志を曲げて師匠の教えを実践して起業に失敗したら、結局後悔するのではないか?

だが、細かいこと聞いてものらりくらりとかわされるだけなので、私は一つだけ聞くことにした。

 

オノユウ
オノユウ

師匠の言われた通りにやって成功しなければ後悔しませんか?

Sさん
Sさん

失敗を人のせいにしてしまうのは自分が未熟であるということだよ

うむ、それはごもっとも。

ただ、ネットワークビジネスの危険性はその思考にあります。

もしSさんの言うとおりの考えならば、

起業で成功したら師匠の手柄、失敗した時は自分のせいで、アドバイスする側はなんの責任も負いませんという仕組み。

どれだけトンチンカンなアドバイスでも弟子は師匠の教えを守らないといけないし、起業に失敗してもそれは自己責任ってわけ。

こうやって師匠に文句をつける隙を無くしていくわけです。

うまいやり方だと思います。

しかし残念ながらSさんはこの仕組みに気づかずに洗脳されてしまっているようです。

 

最後に私は聞きました。

オノユウ
オノユウ

ネットワークビジネスってご存知ですか?

Sさん
Sさん

聞いたことはあるよ。でもああゆうのは儲からないよね

オノユウ
オノユウ

うん、ただあなたが参加しているのはネットワークビジネスだと思うんだよね……

とは言えなかった。

 

最後は険悪なムードで解散。

その後彼らとは会っていません。

今回会った人たちは本当にネットワークビジネスの人だったのか?

結論言うと、正確には不明です。

彼らはネットワークビジネスであることを否定はしていました。(もちろん彼らがネットワークビジネス自体を正しく理解できていない場合もあるが)

ただ私が思うに、彼らはネットワークビジネスの人だと思っています。

その理由は以下の3つ。

  • 師匠と呼ばれる人が存在し、弟子が複数人存在していること。
  • 人の将来に対して異様な関心を示してきたこと。(ビジネス目的の疑いが強い)
  • 私と同様のパターンで勧誘されているケースが複数存在すること。(ググればいっぱい出てきます)

以上の点から、今回の人はネットワークビジネス目的だったと断定しています。

渋谷ヒカリエはネットワークビジネスの連中の巣窟

渋谷にはネットワークビジネス目的で声をかける人がたくさんいます。

「ここら辺でいい飲み屋知っていますか?」と聞かれたらそれはほぼ間違いなくネットワークビジネスです。

だって飲み屋なんて普通はググればいいじゃないですか。

それをあえて聞いてくるのはラインの連絡先を手に入れるのが目的だからです。

 

私はネットワークビジネス勧誘者に声をかけられたことが4回あります。

それも全て同じ場所。渋谷ヒカリエ付近です。

彼らは必ず二人組で行動します。

あなたがもし飲み屋知ってますかと聞かれたら、

関わらない方が賢明でしょう。

面倒なことになるだけです。

ネットワークビジネスの会員はほとんどが被害者

ここまで話を聞くと、「ネットワークビジネスやってる奴はみんな悪い奴だ」と思いがちです。

ところが、実はネットワークビジネスの会員のほとんどは被害者なのです。

彼らも他の会員に勧誘され、誘った会員も実は別の会員に誘われている。

そうやって芋づる式になっているわけです。

 

誰が利益を得ているのかといえば、もちろんグループの運営者。

つまりグループの運営者と数人の幹部だけが詐欺であることを自覚していて、その他大勢を搾取している構図です。

で、搾取されてた人が万が一独立を果たしたとしても、その人はまた別のグループの運営者となります。

もう洗脳されてしまっているので、ネットワークビジネスで稼ぐしかできなくなっているのです。

 

私は、実態を知るためにあえてネットワークビジネスの人と関わりましたが、基本的にネットワークビジネスの人とは関わらないのが賢明です。

彼らには彼らなりの人生があるので、放っておいてあげましょう。

まとめ

ネットワークビジネスは本や将来の話などから金銭欲を刺激し、徐々に洗脳していきます。

彼らは「ネットワークビジネスやってます!」とは言いません。

よくテレビやネットの記事で見るようなしつこい勧誘もしません。

明確に勧誘することなく、あくまでも自分からグループに入るように促すのです。

言葉巧みな話術によって。

 

でも手法を知ると、ネットワークビジネスの人は分かりやすい共通点があります。

それは以下の通り。

ネットワークビジネスの人の共通点

・大げさで適当なリアクション
・いつもニコニコと笑顔
・やたらハキハキ喋る
・返答が早い
・話を理解していない
→次に返す言葉を考えているから、相手の話が頭に入っていない。

要するにネットワークビジネスの人って「師匠」から教わった通りにしか話せないから会話がぎこちないんですよ。

何をするにも「師匠」の意志が介入しているから、言動もなんだか不自然なんです。

それがネットワークビジネスを見分けるポイント。

知らない人と話す時、少しだけ意識してみてください。

すぐにわかるので。

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