居酒屋知りませんかと声をかけられライン交換を迫られたら、それはネットワークビジネスの勧誘です

雑記
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こんにちは、オノユウ(@yumaonodera_)です。

回りくどい前置きは抜きにして、結論から言いましょう。

駅前で2人組に「居酒屋知りませんか?」と突然声をかけられ、ライン交換を迫られたら、

それは、ネットワークビジネス(MLM)の勧誘です。

ネットワークビジネスとは

ネットワークビジネスは、会員が新規会員を誘い、その新規会員が更に別の会員を勧誘する連鎖によって、

階層組織を形成・拡大するビジネスの手法のことです。

と、言ってもいまいちイメージしにくいかと思います。

なので、下記の図をご覧ください。

これはネットワークビジネスのグループ構成を表しています。

会員構成がピラミッド上となり、連鎖していることがわかるかと思います。

このように連鎖していることから、ネットワークビジネスは正しく言うと、「連鎖販売取引」と言います。

別の言い方をすると、「マルチ商法」とも呼ばれます。

 

ネットワークビジネスでは何をするかと言うと、企業の商品や情報商材を人に紹介したり、あるいはセミナーに参加させたりして利益を得ます。

より多くの人に商品を紹介するには、多くの人手が必要です。

だからグループの運営者は会員を増やし続けるための制度や仕組みを用意し、会員に稼がせるわけです。

 

ネットワークビジネスで稼いだお金はそのまま自分のもとに入るわけではなく、自分より上位の会員にも分配されます。

上位の会員になるほど、自分より下位の会員が稼いだ利益も手に入るので有利になります。

だからいち早く上位の会員になるために、下位の会員は積極的に勧誘活動を行います。

ネットワークビジネスの問題点

ネットワークビジネスには問題点があります。

  • 紹介活動
  • 勧誘活動
  • 退会の引き留め

一つずつ解説していきます。

しつこい紹介活動

一つ目の問題点は紹介活動です。

ネットワークビジネスの主な収益源は商品の紹介料です。

企業の商品やセミナーなどを紹介し、紹介した見返りとしていくらかの紹介料を企業からもらいます。

利益を出すためには営業活動が欠かせませんが、営業活動は個人単位で行っているため、

しつこく営業するケースや、無理に買わせようとするケースもあります。

だからこそ、ネットワークビジネスには悪い噂が尽きないのです。

強引な勧誘活動

二つ目の問題点は強引な勧誘活動です。

ネットワークビジネスは、下位の会員は利益が少なく、上位の会員ほど利益が大きい仕組みです。

そのため、勧誘活動を積極的に行いますが、会員を増やそうとするあまり、ネットワークビジネスの内容を詳しく教えないまま、強引に勧誘する人が多いのが現状です。

実際にネットワークビジネスのやっている人の中には、そもそもネットワークビジネスをやっているという自覚がないという人もいます。

そのため、「グループに入ってみて詐欺にあった」と後悔する人が後を絶ちません。

無理な退会の引き止め

三つ目の問題点は無理な退会の引き止めです。

ネットワークビジネスは自分の下につく会員が多いほど利益が得られる仕組みです。

もちろん、自分の下の会員が減れば、自分の利益も減ります。

なので、退会をしようとするとあの手この手で引き止めようとします。

そのため、なかなかグループを抜け出せずに苦しんでしまうケースがあるのです。

 

これらの問題点があるためにネットワークビジネスは一般の人から敬遠されているのが現状です。

正直言ってしまうと詐欺スレスレの販売手法なので、ネットワークビジネスはあまり良い働き方とは言えません。

ネットワークビジネスの勧誘の手口

ネットワークビジネスの勧誘手順は以下の通りです。

ネットワークの勧誘手順

  1. 駅前で二人組に声をかけられる
  2. 「〇〇駅の近くで飲める居酒屋知らない?」と聞いてくる
  3. しばらく話を合わせるとライン交換を要求してくる
  4. ダーツ会や飲み会に誘われ、お金や働き方を仕掛けてくる
  5. 「金持ち父さんと貧乏父さん」という本を紹介され、本に書かれた内容を引用し、権利収入の魅力を紹介される
  6. グループの別の会員を紹介され、将来や働き方について聞かれ、権利収入の魅力を改めて紹介される
  7. 「権利収入を稼ぐための方法を一緒に勉強しよう」と本来の目的を隠して誘われる

上記のパターンが大体のケースです。

他にも色々なパターンはあるかと思いますが、ネットワークビジネスの勧誘の多くは、些細なきっかけから徐々にお金や働き方の話に誘導していくのが一般的でしょう。

この話を聞いて心当たりがあれば、それはネットワークビジネスかもしれません。

ネットワークビジネスの洗脳の手口

ネットワークビジネスの人がよく使うのは夢、金、目標の3つのキーワードです。

自分の利益のために巧みに相手を誘導し、夢を変えさせ、金の欲望を刺激し、都合の良い目標を設定させます。

本来、平凡に過ごせればそれでいいという人にも、「もっと贅沢な暮らしがしたいでしょ」と欲望を刺激するのです。

そしてそのためにはいくら必要で、それにはネットワークビジネスで頑張るしかないよねと刷り込むわけです。

 

また、グループのリーダーは会員に「師匠」と呼ばせることで、スゴイ人であるという印象をちらつかせます。

「師匠が言うことは正しいことだ」と相手に思わせるわけです。

グループの会員はいわゆる「師匠」の言うことを絶対的に信じています。

グループで様々な活動をするにつれて、やがて他人の言うことは信じなくなり、「師匠」の言いなりになってしまうのです。

 

いったんグループに引き込まれてしまうと、グループ内の強力なネットワークによって束縛されてしまうため抜けるのは容易ではないかもしれません。

もし抜けようとしても、

「夢を叶えるんじゃないの?」とか

「労働収入じゃ食ってけないよ」とか

「目標から遠ざかると思うけどいいの?」

といった言葉で引き止めようとしてきます。

一度洗脳されてしまうと薬物中毒のようにずぶずぶとのめり込んでしまうわけです。

ネットワークビジネスにまつわるQ&A

ネットビジネスとネットワークビジネスは同じ?違う?

全く異なります。

下記、ツイートが回答になります。

名前似ていますが、全く別物です。

間違えないよう気をつけましょう。

ネットワークビジネスとマルチ商法とMLMとネズミ講の違いは?

ネットワークビジネスとマルチ商法とMLMは全て同じです。

ただし、ネットワークビジネスとネズミ講は異なります。

下記、ツイートが回答になります。

また、ネズミ講についてですが、ネズミ講は正しくは「無限連鎖講」といい、違法となります。

以下、ネットワークビジネスとネズミ講の違いです。

ネットワークビジネス(マルチ商法、MLM)ネズミ講
収入範囲有限(一定の範囲まで)無限(トップから末端の会員まで収入を取れる)
商品・サービスある(商品・サービスの売り上げから報酬を得る)ない(会員費などの金銭のみが流通するため、常に新規者を勧誘する必要がある)
会員費無料(活動資格を得るのにお金はかからない) 有料(会員費が収入源のため)

ネットワークビジネスはなぜ色々な呼び方があるの?

表向きに堂々と名乗ることができないからです。

「仕事何やってるの?」って聞かれた時に、

「マルチ商法やってます」って堂々と答えたら、まず引かれるでしょう。

なぜなら、マルチ商法自体が法律的にグレーなのもありますが、世間的に印象が良くないから。

だから、マルチ商法から「ネットワークビジネス」へと呼び方を変え、最近では「MLM」という呼び方が流行っています。

 

「水商売」も「風俗」や「夜の仕事」というように、複数の呼び方がありますが、これも表向きに堂々と名乗ることができないからです。

「マルチ商法」も「水商売」と同じように、表向きに名乗ることができないから、名前がコロコロ変わっているのです。

ネットワークビジネスは合法なの?

ネットワークビジネスは合法ですが、特定商取引法により厳しく規制されています。

特定商取引法33条の2に「氏名などの明示」とあり、ネットワークビジネスに勧誘する際は以下の点を勧誘前に伝えなければなりません。

  • 統括者、勧誘者または一般連鎖販売業者の氏名(名称)(勧誘者、一般連鎖販売業者にあっては統括者の氏名(名称)を含む)
  • 特定負担を伴う取引についての契約の締結について勧誘をする目的である旨
  • その勧誘にかかわる商品または役務の種類

引用元:消費者庁

つまり勧誘するときは、

「ネットワークビジネスの勧誘をするので、合わせたい人がいるんだけど」

と言った感じで勧誘が目的であることを事前に伝えなければいけないわけです。

ただし当然そんな勧誘の仕方では怪しまれてしまい誰もグループに加入したがりません。

だから「仲良くなるために」とか「面白い人がいるから今度紹介するよ」といった感じで目的を曖昧にしている人が多いのが現状です。

 

ネットワークビジネスをやっていることがバレてしまえば、勧誘目的を言わなかったことを指摘され法律違反として検挙されてしまいます。

なので彼らは、ターゲットと親密な関係を築くまでは「ネットワークビジネスをやっています」とは絶対に言わないのです。

最近流行ってるオンラインサロンはネットワークビジネスではないの?

まったく別物です。

オンラインサロンは会員が運営者に対し毎月一定額のお金を支払うことで成り立っています。

例えるなら個人でやっている塾のようなもの。

ネットワークビジネスと違って、会員の利益を別の会員が徴収するような仕組みはありません。

また基本的には、会員に対して別の会員を勧誘させるといった仕組みも存在しません。

よって、オンラインサロンとネットワークビジネスは別物だと言えます。

 

ただし、会員が得た利益を別の会員が徴収する仕組みができたり、オンラインサロン内でアフィリエイト広告などを発行したら、

ネットワークビジネスに近い組織形態となります。

その際は、ネットワークビジネスだと指摘されても否定できないでしょう。

まとめ

ネットワークビジネスは基本的に「師匠」の言ったことをやるという働き方です。

つまり他人が書いた脚本に従って生きることになります。

「権利収入」や「脱サラ」といった枠にとらわれず、本当に自分にあった働き方を検討してみてください。

そして誰かの意見は脇に置き、自分が望むものを今一度考えてみてください。

自分の人生を他の誰かにゆだねるのではなく、自分の人生は自分でコントロールするように意識しましょう。

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