こんにちは、オノユウ(@yumaonodera_)です。
5月1日から日本は令和時代に突入します。
昭和の働き方は、きつくても一つの企業で長く働く「職人的労働観」
平成の働き方は、なるべくホワイトな企業で働こうとする「脱社畜的労働観」
じゃあ令和は一体どうなるのか?
本記事では、令和時代の働き方について解説していきます。
令和の労働環境
まずは、労働者を取り巻く環境について解説します。
ポイントは3つ。
- 機械化
- 外国人労働者の増加
- 解雇要件の緩和
一つずつ解説していきます。
機械化
まず、AI分野の発展により、本来人がやらなくてもいい仕事は機械に取って代わられます。
例えば、コールセンター、レジ、販売員、工場の作業員などは真っ先に機械に置き換わると思われます。
これらの職業は徐々に収入が低下し、やがては消滅するでしょう。
また、タクシーやトラックの運転手なども、自動運転技術の発達により、職を失うことになります。
機械化によって職を失った人は、別の職業に転職することになります。
また、機械化による失業者が一定以上に達した場合は、政府が補助金の支給を検討することも考えられます。
外国人労働者の増加
令和時代では、少子高齢化がさらに加速します。
そのため、多くの企業は労働者不足に陥るでしょう。
そこで日本では、外国人労働者を採用する流れが加速します。
企業は外国人労働者を雇うことで、人件費を低く抑えることができます。
そのため、経営に近い人ほど、より豊かになります。
一方で、一般の労働者は、低賃金に悩まされることになりそうです。
解雇要件の緩和
令和時代では、激化する市場競争に伴い、労働力の流動化が進みます。
具体的には、「解雇要件の緩和」です。
従来の企業は、従業員を解雇できる条件が厳しかったため、
能力が低い人でも、正当な解雇要件がない場合、雇い続ける必要がありました。
その結果、能力が低い人が企業に滞留し、能力の高い人を新たに雇えないという問題が起きました。
そして、企業の競争力の低下にもつながっていました。
令和時代では、解雇要件の緩和により、能力の低い人はすぐに解雇できるようになります。
そして、人員の不足に応じて、いつでも新たに従業員を雇うようになります。
これによって、労働力の流動化が促され、企業の競争力が強化されます。
まとめると、下記のとおりです。
- 今より失業しやすくなるが、就職もしやすくなる
- 能力がない人は淘汰され、能力がある人が生き残る
令和時代で生き残るには、より自分のスキルを育成し、積極的にアピールしていくことが大切になるでしょう。
令和の労働観
令和の労働観を表すキーワードは下記の2つ。
- マルチワーク
- リモートワーク
一つずつ解説していきます。
マルチワーク
令和時代では、副業が広く浸透します。
副業というのは、複数の仕事を掛け持ちして働くことです。
例えば、
「平日はA社で従業員として働き、休日はフリーランスとして働く」とか、
「午前中はA社で働き、午後はフリーランスとしてB社との打ち合わせに参加する」といった感じですね。
なぜ副業が浸透するかというと、労働環境の変化があるからです。
先ほども言ったように「機械化」「外国人労働者の増加」「解雇要件の緩和」という流れがあるため、
労働者はリストラされやすく、賃金も低く抑えられます。
そのため、中流以上の生活を目指す人は、必然的に副業をすることになるはずです。
リモートワーク
令和では、リモートワークが注目を集めます。
リモートワークとは、会社に出勤せずに、パソコンやスマホを用いて自宅やカフェで仕事すること。
会議などもSkypeなどを用いたテレビ通話で行います。
通勤時間や交通費を削減できることが、主なメリットです。
現在でもリモートワークは存在するのですが、まだまだ一般的とは言えません。
なぜなら、会社員とは「会社に出勤するものだ」という固定観念があるからです。
ただ、SNSの普及によって、今後はリモートワークの認知度が徐々に高まるので、
「会社に出勤する」という固定観念も徐々に薄れていくことでしょう。
まとめ
令和の働き方は、会社に依存せず個人で動く「ノマド的労働観」
令和時代の企業は、従業員を守ってくれません。
能力が低い人、会社に頼りきりの人は淘汰される時代です。
だからこそ、自分でスキルを育成したり、SNS等を駆使して、自分をブランディングしていくことが大切でしょう。
というわけで今回は、令和時代の働き方について考察しました。
ご意見ご感想あれば、気軽にコメント欄に書いてください。
令和時代のライフスタイルもまとめてみました。

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