【書評】『武器として書く技術』

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こんにちは、オノユウ(@yumaonodera_)です。

今回は、ブロガー必見の名著「武器として書く技術」の紹介をします。

ブロガーやライターなど、Web上で文章を書く方は是非とも読んでおきたい本です。

「武器として書く技術」とはどういう本?

この本は月に70万回以上閲覧され、月に50万円以上稼いでいるというプロブロガー「イケダハヤト」さんが書いた本です。(ただし2013年当時の情報なので現在はより多く稼いでいることでしょう)

「どうしたら人を引きつける記事が書けるんだろう?」

「アクセス数が増えない、一体どうしたらいいのか……」

「どうすれば書くことをお金に変えられるのか」

「そもそも何が良い文章で、何が悪い文章なのか分からない」

上記のような悩みを抱えたブロガーやライターの方は多いはず。実際に私もそうでしたし。

 

本書では、「文章が残念な人の10の特徴」や「凡人の文章を最強に帰る10の魔法」などが紹介されています。

ブロガーなら絶対に読みべき必須の教科書といえるでしょう。

新時代の文章術に必要な4つの力とは

スピード感

まず、著者いわくウェブ時代のお客さんは暇ではないと。

少しでも読む価値がないと判断されれば、せっかく提供した文章にも目もくれません。

だからこそスピード感が求められると著者は言います。

伝えたいことをパッと作成し、ポンと提供する。もし届かなければ、また新たな文章を作成し、提供する。その繰り返しが大切なのです。ぼくの場合、ほとんどの文章は15分以内で提供します。「インスタントだ」と批判されることもありますが、しかしこうした「スピード」こそが新時代を生き抜くコツなのです。

(イケダハヤト著『武器として書く技術』Kindle版 No.49より)

これには驚愕しました。

私の場合、一記事書くのに早くても4時間程度は費やしてしまいます。

一方、イケダハヤトさんはたったの15分。

だからこそ書くハードルも少なく大量の記事を提供し続けることができるのですね。

なお、スピード感をつけるコツは3章「月40万字を書き続けるぼくの12の秘密」で紹介されていますがその辺はぜひ本書を手にとって読んでみてください。

非常に勉強になります。

コピー力

コピー力というのはマネする技術のことではなく、キャッチコピーを作成する技術のことですね。

つまりいかに人を引き付ける文章を書けるかということ。

どんなにいいことを言っていても、どんなに世の中に必要なことを伝えようとしても、読んでもらえなければ存在しないのと同じ。

だからこそ人目を引き付ける文章が大切であると。

これには納得です。

ただ多くの人が意識できていない部分だからこそ、ここを磨けば大きく差がつきそうだなと思いました。

引き付けておく力

せっかくお客さんが訪問してくれても、すぐに帰ってしまっては意味がありません。

読み始めたら最後まで読んでもらえるようにしなければいけないと。

皆さんは長い文章の記事を読んで途中で飽きてしまったなんて経験ありませんか?

著者は「これ、つまんないな」「別のサイト見ようかな」と思わせる前に読みきってもらわなければならないと言います。

ブログ書いている身としては耳の痛い話です。

ここは自分でも意識していたつもりでしたが、大切な要素だけに過去の記事も改めて見直そうと思いました。

リピートしてもらう力

つまり、固定客になってもらう力です。

ストリートミュージシャンだって、プロになろうと思うならば、より多くの人に聴いてもらいたいならば、1曲聴いてもらっただけではいけません。次のライブにも来てもらわなければいけません。文章も同じで、「またこの人の文章が読みたいな」と思ってもらわなければならないのです。

(イケダハヤト著『武器として書く技術』Kindle版 No.68より)

これはなかなか難しいですよね。

そのブログのファンになってもらう文章術。

本書ではその方法についても詳しく解説しています。

 

あまり詳しく書きすぎてもアレなんでこのくらいにしておきます。

上記の新時代の文章術に必要な4つの力の詳細は本書で詳しく解説されているので是非自分で確かめて見てください。

特に印象に残った部分を3つ紹介

誠実に語ろう

この部分は特にイケダハヤトさんの人生観がにじみ出てる部分です。

「こんなことを書いたら嫌われる……」と恐れて公開ボタンを押すのを諦めたとき、ぼくは自分に対して誠実ではなくなります。自分を偽り、本当に言いたいことを言わずに、周囲の顔色をうかがいながら、生きて、死ぬと言うことです。ぼくはそんな不誠実な生き方はしたくありません。

(イケダハヤト著『武器として書く技術』Kindle版 29ページ目より)

この文章からはイケダハヤトさんの書くということに対する並々ならぬ信念が感じられました。

炎上や批判も多いイケダハヤトさんですが、何かと人に気を使う現代社会だからこそ、この人から学ぶ点は実は多いのではないかと私は思います。

大人になるにつれ忘れかけていた「誠実に語る」ということを思い出させてくれました。

下書きをためない

これ私もやってしまいがちなんですが、書いていて展開に行き詰まったりするとどうしても下書きにして放置してしまうんですよ……

そうするとどうなるか。

著者いわく10本中8本はお蔵入りになるとのこと。

100%の文章を出す必要はありません。50%の完成度を超えていたら、とりあえず出してしまいましょう。所詮は一個人が書く文章ですので、そのことによるマイナスは、ほとんどありません。

(イケダハヤト著『武器として書く技術』Kindle版 92ページ目より)

この部分はとても教訓になりました。

特に完璧を目指してしまうというのは初心者がやりがち。

自分でもある程度の完成度を超えたらとりあえず公開ボタンを押すということを意識しようと思いました。

書くだけで食べていくのは、決してラクな道ではない

これはブログで食べていくと思っている人は覚悟しておかなければいけない部分です。

イケダハヤトさんいわく「ブログで食っていく」というのは、難易度的に言えば「プロスポーツ選手として食っていく」くらいのものだそう。

ブログのみで食べていこうと考えるなら、「1万人が読む記事はすぐに書ける」「毎日1万字以上の文字を生産できる」といったスキルレベルは、基本として求められます。

(イケダハヤト著『武器として書く技術』Kindle版 151ページ目より)

もちろん、本書が出版された2013年と今では多少時代背景というか状況が違うのかもしれない。

ですがいずれにせよ、プロブロガーとして生活するには並々ならぬ生産量と覚悟が必要でしょう。

「ブログで楽して生活できる」とかつい甘いこと考えがちな私たちに大切なことを思い出させてくれる部分でした。

まとめ

私は趣味で将棋をやっているのですが、将棋には「相手がこう指したらこう指す」というように「定石」と言われるものが存在します。

将棋はこの定石を知っているか知らないかで勝敗が大きく分かれるといってもいいです。

と同時に、Web上で文章を書く際にもいわゆる「定石」が存在し、その定石をしっかり身につけているかで文章の良し悪しが変わるんだと思いました。

本書はまさしく文章を書く際の「定石」を身につけるにはうってつけの教科書といえるでしょう。

特にブロガーは絶対に読むべき本です。

武器として書く技術を磨きたい方は、ぜひ本書を手にとり読んでもらいたいと思います。

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